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展示会や各事業者の方とお話すると、水質検査を行ってもその時点での検査のみで記録まではされていない方が多いようです。
一方で多くの事業者の方も、いずれは記録したい、データ化したいと考えている方が多い事もお聞きしております。
私は「検査結果を記録していくことはとても重要」だと思っています。
それはなぜでしょうか?
そこを紐解いていきましょう。
私は、楽ラク水質検査の開発者ですが、養殖事業者として研究も同時にしております。
その為、生体を複数の水槽で飼育しており、日々の水質検査も大切なルーティン作業です。
濾過槽、硝化層などが安定してこれば、よほどの事がない限り水質の急激な変化はないはずです。
では、なぜ記録が必要と考えるのでしょうか?
それは、ノウハウの蓄積です。
・養殖池の立上げ当初は、だいたいこんな感じ、2週間ぐらい経って硝化層が落ち着く・・
・MBBRなどの新しい設備を試験的に小さな層でテストして、結果を記録したい。
・独自に調合した飼料を、個別で実験して成長や水質悪化を確認したい・・
などです。
大切なことはとにかく小さな実験をまめにしていくことです。
ところが、この小さな実験が面倒なのです。
人が沢山いればよいですが、そういうわけにもいきません。
小さな実験が面倒なのは、次の理由があるからです。
・(1)実験テーマを決める
・(2)実験テーマに沿った比較を決める
・(3)各比較にそった、設備や環境を準備する
・(4)定期的に、水質や装置の状況、様子を記録する
・(5)一定期間を経過して、実験の振り返りを行う
はい、もう面倒です。
しかし、この面倒な作業を続け、ノウハウを蓄積した事業者のみが、成功する事ができます。
でも、あきらめないでください。
もう一度、上の(1)~(5)を見てください。
・手間がかかるのは(4)定期的に水質や装置の状況、様子を記録するだけです。
・そして、記録さえしておけば、(5)振り返りも、容易です。
下の写真を見てください。
楽ラク水質検査では、水質の検査履歴だけでなく、検査のタイミングでメモや写真を残すことができる「ダイレクトログ機能(オプション)」がございます。
これで、手間と労力を最小限にして日々の状況や様子をそれぞれ記録して、振り返りを行う事もできます。

■補足
実は2024年6月から1ヶ月で行った小さな実験の一つで、現時点で発表されていない「脱窒方法」の結果を得ることができました。
今後、この方法の再現性や原因を特定して、更に研究を進めたいと思っております。



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