海に面していない山あいの兵庫県朝来市で、閉園した幼稚園を利用して おととし(2022年)から養殖が始められたトラフグが、初めての出荷を迎えるのを前に、5日、試食会が開かれました。
朝来市は、市が所有する空き施設を活用して、新たに事業を始める人に経費を補助する取り組みを行っていて、和田山町の山あいでは、神戸市出身の中村峻さん(40)が、閉園した幼稚園の建物を利用して、おととし8月からトラフグの養殖を始めています。
そして、ここで育てたトラフグが1キロ前後まで育ち出荷できるようになったことから、5日、但馬地域の温泉地にある旅館の料理人や市の関係者を招待して、試食会が開かれました。
会場となった飲食店では、フグを調理する資格を持った料理人が新鮮なトラフグをさばいて てっさや天ぷらなどにして提供し、出席者は飼育の環境などについて質問をしながら、味わっていました。
中村さんは、この場所で育てるトラフグは環境の変化の影響を受けにくいことから、季節に関係なく出荷できるとアピールした上で、今後「但馬とらふぐ」の名前でブランド化を目指したいと意気込みを語っていました。
試食した湯村温泉の旅館の料理人は「歯ごたえもよくとても美味しいです。但馬地域は、松葉がにと但馬牛が有名ですが、トラフグが加われば地域の魅力アップにつながると思う」と話していました。
また城崎温泉で旅館を経営している人は「本格的な日本料理を好む外国人観光客も多く、てっさなどフグ料理は人気が出ると思う。ぜひ取り入れたい」と話していました。
調理をした料理人は「包丁を入れても、天然物と変わらない身の締まりで質のよさが伝わりました。季節を通して味わえるのも魅力的です」と話していました。
中村さんは「朝来市の名品として浸透するよう たくさんの人に食べてもらいたい」と話していました。
このトラフグは、この夏から出荷される予定だということです。
https://www.kobe-np.co.jp/news/tajima/202412/0018493515.shtml
■所感
陸上養殖も少しづつ増えてきておりますが、大切な事は販路の確保です。
ふるさと納税は「官民」ともの販売チャネルです。是非、活用されたいものです。
■出典 宮崎日日新聞 2024/12/27 10:00 配信
海のない朝来市で養殖 トラフグの試食会 ”新名物に”



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